シンプルデザインの4つのメリット
読みやすい
内容が伝えやすく成約に繋がりやすい。
古臭くならない
流行り廃りに影響を受けずに、いつまでも美しい。
更新が簡単
デザインが苦手でも問題なく更新できる。
時間の節約
デザインに掛ける時間が減るので内容作りに集中できる。
less is more – 少ない事はより豊か –
20世紀を代表する建築家のルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ(1886年〜1969年)は、less is more(少ない事はより豊か)という言葉を遺しています。
この写真はファン・デル・ローエが約100年ほど前に設計した建物ですが、現代でも見劣りしないデザインとなっています。
Wikipediaより参照
とにかく無駄を省き、シンプルな構造にすることでこの美しい建造物ができあがっています。そして時代や流行りが変わっても色褪せないデザインとなっています。
このことはWebデザインでも同じことが言えます。無駄な装飾を省きシンプルに作ることが、美しく永く色あせないホームページになると言えるのです。
ホームページデザインの基本はなるべく装飾をしないこと
あなたは信じられないかもしれませんが、ホームページを美しく作るためにはできるだけ装飾をしないことが基本です。
例えば少し以前はこのようなマーカーが当たり前のように使われていました。今見ますと古臭くてダサく感じますね。
最近ではこのような下線マーカーが流行っていますが、これも数年後には古臭いと感じられるかもしれません。
目立たせようと文章の途中で文字を大きくしたりするのも、下手にやると素人っぽさが丸出しになってしまいます。
目立たせるためにこのように文字の装飾を多用していると、逆に読みにくく なったりデザイン性が悪くなってしまいます。またいつまでも美しいデザインだとは言えない装飾かもしれません。
素人が美しいWebデザインを実現させたければ、できる限り装飾を減らすということが重要なのです。
大手企業のホームページの例
このことは私の勝手な持論で言っているのではありません。大手企業の公式ホームページを見れば一目瞭然です。
Apple公式サイトの例
よく例に挙げられるのはAppleのサイトです。画像が動いたりする演出はありますが、それ以外はとてもシンプルな装飾になっています。
https://www.apple.com/jp/
その他の企業の例
GAFAMと呼ばれる世界的大企業のGoogleストア、Microsoft、Meta、の公式サイトを見ても、無駄な装飾を省いたシンプルな作りになっているのが分かります。
ほとんどが文字は黒(もしくは白)のみです。文字と画像のシンプルな配置だけで美しいホームページになっています。
文章(段落)の中で文字色を変えたり、大きさを変えたりマーカーを引いたり等はありません。美しい画像(動画)と文字だけの組み合わせで作られているのが分かると思います。
高度に動く仕掛けの画像は作れませんが、それ以外のシンプルな作りは真似をすべきポイントです。
まとめ デザインの素人はシンプルを目指す
もしもあなたがWebデザインについて十分に学んでいるのであれば、様々な装飾をするのも良いと思います。そうでないのであれば、とにかくシンプルに作るというのが素人でも美しいホームページを作るための重要な要素なのです。
デザインの意味について
Design(デザイン)とは、本来は幅広い意味があり、「図案」や「柄」「設計」「計画」も含みます。
このページではデザイン=見た目(ビジュアル、スタイル)という意味で表現をしています。